黒うさぎからの招待状
その声に聞き覚えがあった。
「ダニ…エ…ル…?」
「…ああ。」
「どうしてここに…?ってか、ここどこ…?」
「どこって…、見りゃ分かるだろ。森。」
「そうじゃなくてっ…!」
「異次元空間。」
「…。」
―ピキ…。
血管が浮き出るのが分かった。
「ははっ!冗談だって!珠璃おもしれー…!」
「かっ…、からかわないでよ!でっ…!ここどこなの?」
「ここは俺ん家。」
「…はい?」
「だから、俺ん家。」
「『俺ん家』って…。森だよ?森に住んでるの?」
「いや。森の奥の別荘に住んでる。」
「じゃ…、なんで『俺ん家』なの?」
「いや…、俺ん家の敷地内だから。不法侵入で訴えんぞ?」
「えっ?!そうなの?!えっ、やっ!すみません!」
アタシはくるりと後ろを向いて、歩き出そうとした。
「待てよっ…!」
が、ダニエルに腕を掴まれて、止められた。
「ダニ…エ…ル…?」
「…ああ。」
「どうしてここに…?ってか、ここどこ…?」
「どこって…、見りゃ分かるだろ。森。」
「そうじゃなくてっ…!」
「異次元空間。」
「…。」
―ピキ…。
血管が浮き出るのが分かった。
「ははっ!冗談だって!珠璃おもしれー…!」
「かっ…、からかわないでよ!でっ…!ここどこなの?」
「ここは俺ん家。」
「…はい?」
「だから、俺ん家。」
「『俺ん家』って…。森だよ?森に住んでるの?」
「いや。森の奥の別荘に住んでる。」
「じゃ…、なんで『俺ん家』なの?」
「いや…、俺ん家の敷地内だから。不法侵入で訴えんぞ?」
「えっ?!そうなの?!えっ、やっ!すみません!」
アタシはくるりと後ろを向いて、歩き出そうとした。
「待てよっ…!」
が、ダニエルに腕を掴まれて、止められた。