黒うさぎからの招待状
「ありがとう。もう帰っていいよ」

「あのっ…!」


アタシは勇気を出して、ジェームスさんに聞いてみた。


「ん?」

「さっき、次のっと言いましたよね?」

「うん」

「次の、って事は、アタシの前にも誰か来たって事ですか?」

「そうだよ。パーティーの参加者が増えるんだ。楽しみだなぁ…」

ジェームスさんが話してると、突然、機械音をたてて、扉が開いた。
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