黒うさぎからの招待状
「そうなんだ…。」
「俺達はすぐにエイミーと仲良くなって、いつも一緒に居るようになった。それが2年前…。エイミーは突然死を遂げた。」
「突然…?」
「ああ。銃で撃たれた。俺達が3人並んで歩いていたら…、真ん中のエイミーだけが撃たれた。俺は撃たれた瞬間、とっさに後ろを振り返ったけど、誰も居なかった。」
「誰も…?!」
「その1年後。ジェームスが俺の親父を…。」
ダニエルがジェームスさんを睨んだ。
「ちょ…!ダニエル…!喧嘩はやめてよ?」
「分かってる…。」
ダニエルは視線を床へ戻した。
< 165 / 300 >

この作品をシェア

pagetop