黒うさぎからの招待状
「ありがとう。」
ジェームスさんが、ドアから中に入って来て、賢也に一言言った。
「はい。どうしたんですか?」
「珠璃が熱出したって言うから。珠璃、もう平気?」
「はい…。元々平気でしたけど…。賢也が大袈裟に…。」
「大袈裟じゃねーよ!相当顔赤かったし。おでこも熱かったし。無理すんな。」
「無理なんかしてな…!」
「心配させたくないとか思ってんのかよ?」
「な…!そんな事…。」
図星だった。
こっちに来て、賢也にはいろいろ迷惑かけてるから、心配させたくなかった。
「倒れたり…、そうやって熱出したりした方がよっぽど心配すんだよ。バカ。」
「賢也…!」
「しんどくなったりしたら、早く言え。な?」
アタシは静かに頷いた。
「よっしゃ!」
賢也がアタシの頭をポンポン、と叩いた。
ジェームスさんが、ドアから中に入って来て、賢也に一言言った。
「はい。どうしたんですか?」
「珠璃が熱出したって言うから。珠璃、もう平気?」
「はい…。元々平気でしたけど…。賢也が大袈裟に…。」
「大袈裟じゃねーよ!相当顔赤かったし。おでこも熱かったし。無理すんな。」
「無理なんかしてな…!」
「心配させたくないとか思ってんのかよ?」
「な…!そんな事…。」
図星だった。
こっちに来て、賢也にはいろいろ迷惑かけてるから、心配させたくなかった。
「倒れたり…、そうやって熱出したりした方がよっぽど心配すんだよ。バカ。」
「賢也…!」
「しんどくなったりしたら、早く言え。な?」
アタシは静かに頷いた。
「よっしゃ!」
賢也がアタシの頭をポンポン、と叩いた。