黒うさぎからの招待状
終わりの時
「グァッ!!!!」
変な、うめき声があがった後、ドサリと音がした。
そっと目を開け、辺りを確認する。
ジェームスさん、ダニエル、エレナさん、賢也はちゃんと立っていて。
視線を下に落とすと、エイミーが倒れていた。
「死んだ…?」
「いや、まだ魂が残ってる。」
ジェームスさんが、上を指差しながら言った。
上を見上げると、濃い黒をした物体が、行き場を失ったように、ふわふわ浮いていた。
「あれが、エイミーの魂?」
「あれは、最悪の魂だな…。本当にいい人の魂は、汚れのない白なんだ。」
「エイミーのは真っ黒…。」
「ジェームス、もたもたしてられねぇぞ。またナカに入ったらどうするんだ。」
「そうだな…。エレナ!」
「はい。」
ジェームスさんが呼ぶと、エレナさんは小さな瓶を渡した。
「それでどうするんですか?」
「瓶ごと、破壊、する。」
そう言いながら、エイミーの魂に向かって人差し指を立てた。
すると、エイミーの魂が、まるで吸い寄せられるように、ジェームスさんの手元まで来た。
それを確認すると、ジェームスさんは、エイミーの魂を瓶の中に入れて、コルクの栓をした。
変な、うめき声があがった後、ドサリと音がした。
そっと目を開け、辺りを確認する。
ジェームスさん、ダニエル、エレナさん、賢也はちゃんと立っていて。
視線を下に落とすと、エイミーが倒れていた。
「死んだ…?」
「いや、まだ魂が残ってる。」
ジェームスさんが、上を指差しながら言った。
上を見上げると、濃い黒をした物体が、行き場を失ったように、ふわふわ浮いていた。
「あれが、エイミーの魂?」
「あれは、最悪の魂だな…。本当にいい人の魂は、汚れのない白なんだ。」
「エイミーのは真っ黒…。」
「ジェームス、もたもたしてられねぇぞ。またナカに入ったらどうするんだ。」
「そうだな…。エレナ!」
「はい。」
ジェームスさんが呼ぶと、エレナさんは小さな瓶を渡した。
「それでどうするんですか?」
「瓶ごと、破壊、する。」
そう言いながら、エイミーの魂に向かって人差し指を立てた。
すると、エイミーの魂が、まるで吸い寄せられるように、ジェームスさんの手元まで来た。
それを確認すると、ジェームスさんは、エイミーの魂を瓶の中に入れて、コルクの栓をした。