黒うさぎからの招待状
「大丈夫?!」
ジェームスさんが、バケツを持って来て、グラスの破片を拾い始めた。
「珠璃っ!何してんだよ…!」
隣に居た賢也も、しゃがんで片付けの手伝いを始めた。
「…っ痛ぇ!」
急に賢也が大声を上げた。
「手ぇ切った…。」
賢也の手を見ると…。
赤い血。
アカイチ。
赤イ血。
赤い…血が…!
「大丈夫?」
ジェームスさんが、近くにあった紙ナプキンを賢也に渡した。
「ありがとうございます。大丈夫です。」
夢で見た…、あの映像が頭から離れない。生々しい血…。血が…。血が…!
「……や…!」
「え?」
「嫌…!」
アタシは頭を抱えて、その場に座り込んだ。
「珠璃っ?!」
賢也がアタシの隣にしゃがんだその時!
―バァンバァンバァン!!
銃声が…、三回鳴った。
「嫌ぁぁあぁ!!」
ジェームスさんが、バケツを持って来て、グラスの破片を拾い始めた。
「珠璃っ!何してんだよ…!」
隣に居た賢也も、しゃがんで片付けの手伝いを始めた。
「…っ痛ぇ!」
急に賢也が大声を上げた。
「手ぇ切った…。」
賢也の手を見ると…。
赤い血。
アカイチ。
赤イ血。
赤い…血が…!
「大丈夫?」
ジェームスさんが、近くにあった紙ナプキンを賢也に渡した。
「ありがとうございます。大丈夫です。」
夢で見た…、あの映像が頭から離れない。生々しい血…。血が…。血が…!
「……や…!」
「え?」
「嫌…!」
アタシは頭を抱えて、その場に座り込んだ。
「珠璃っ?!」
賢也がアタシの隣にしゃがんだその時!
―バァンバァンバァン!!
銃声が…、三回鳴った。
「嫌ぁぁあぁ!!」