吸血鬼少女と孤独な少年〜魔法学園編〜
Sクラス寮
魅音 side
「みおんちゃんの戦う姿とっても可愛いかったよ☆」
「...そう」
「あの風魔法はもう威力と規模が半端なかったよね♪魔法の勉強は前の学校でもしてたのかな〜」
「......」
三木さんとの戦いが終わった私は、ゲートの前にいた神崎君に学園寮まで案内してもらっているところ
神崎君の方から案内してくれると言ってくれたので、ついて行くことにしたけど...
「風魔法って他の属性と比べて目に見えないから、中々上手く使える人がいないんだよね〜
あ、俺こう見えてメインで風魔法使ってるから分かるんだ☆」
「...そう」
このような感じでずっと私に話しかけてきて、にこにこと笑みを浮かべている
私は適当に相槌を打つように短い返事しかしていないというのに
本当によく喋る人だな〜と思う