吸血鬼少女と孤独な少年〜魔法学園編〜
「...それは誰に向かって発した言葉だ?」
「あ゛?って...可愛い子ちゃんだあ〜
もしかして!転校生?」
「...私の質問に答えよ。」
立花さんの雰囲気が冷たいものになっていくのがわかる
流石に相手も僕と同じことを思ったのか、
顔色を変えて立花さんの様子を伺っている
「あ、気にしないでいいですよ...
後ろにいる人に言っただけなので」
「ほお?なら今すぐ彼に謝罪しろ」
続けて立花さんは相手に歩みより、鞘から剣を抜き出して相手の喉元に突きつける