吸血鬼少女と孤独な少年〜魔法学園編〜



所詮こんな相手は私の敵ではないんだけど



腰から銀製の剣を抜いて、吸血鬼の心臓を軽く一月にする




「うぐっ……」




見事命中し吸血鬼はばたりとその場に崩れ落ちる

心臓を貫かれただけで動けなくなる雑魚に私が負けることはない




「…死んだか」




心臓を貫いた剣を抜いて、吸血鬼の死体を魔法で燃やす




私の身体には返り血がべちゃりとついていた


顔についた血を手で拭き取った際に誤って少量の血が口の中に入ってしまう


「ッ…私もいつか......いや、余計なことを考えている暇はないな」




そう吐き捨てて、次の獲物を探すことにした






魅音side end
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