吸血鬼少女と孤独な少年〜魔法学園編〜


「っ…!?」



目の前にいきなり何かが飛んできて、慌ててそれを避ける



俺が立ってた地面には、1本のナイフが突き刺さっていた。



飛んでくる直前まで、1ミリたりともナイフが飛んでくる気配はしなかった...いや、気配を消すとかのレベルじゃあない。



そんな真似出来るのは、戦闘に慣れている人間だけ。



「ちっ...ナイフ投げたのはどいつだぁ?
危ねえだろ!!?」




相手の存在を察知出来ずに俺は大声を上げる。




「……」




「あ?何だ女か」




すると暗闇の中から一人の女が出てきやがった

ちょうどタイミングがいい、こいつの血を吸ってやろうじゃないか


< 8 / 181 >

この作品をシェア

pagetop