吸血鬼少女と孤独な少年〜魔法学園編〜
そう思って襲おうとするも、女は目の前から消えていて…
「…こっちだ」
背後から声がして振り返ると、
そこにいたのは目の前にいたはずの女
…いつの間に移動しやがった?
振り返ったのと同時にもう一つ、あることに気がつく
「…っ……!?」
ポタポタッ…
鼻につく人間じゃない血の匂い、
俺の腹には長い剣が刺さっていて…血が流れ出ていたのだ
一体いつ背後に回られて刺されたのか、全く理解出来ない
こいつはヤバイ。俺の本能が危険だと告げている