リベンジ!〜大変身は、恋の始まり⁉︎〜
「悪い悪い!ちょっと社長に頼まれて午前中にばあちゃんちに行っててさ。そこでまぁ……いろいろあって」
青山さんはそう言うと、チラッと私の方を見る。
思わずドキッとして、慌ててうつむいてしまった。
「いろいろって何だよ、んなことしてるとまた年上の部下たちから反感くらうぞ?」
あの弟が、そう言いながら近付いてくる。
顔を見るのは実に久しぶりのことだった。
「図星だろ?そこまで女を捨ててるキミが綺麗に生まれ変わるなんて出来るわけないんだよ。それこそ本当に死んで生まれ変わらない限り」
……なんて。
あの日、あんなことを言われた以来だ。