リベンジ!〜大変身は、恋の始まり⁉︎〜
余計なことを言って、落ち込ませてしまったかも…なんてほんの一瞬は思ってしまってたけど。
「真琴ちゃん全然飲んでないじゃーん」
「のっ、飲んでるよ?」
「えーっ、全然減ってない!私、もう4杯目だよ〜?」
だんだん陽気に酔っ払っていく姿を見ていると、ちゃんと青山さんのことは言っておいて良かったのかもしれないとも思う。
「うちら同期でしょう〜⁉︎私のこと好きだったらコレ一気で飲みほして!」
酔っているとはいえ、ニコニコした笑顔で私に抱きついてくるし。
「キライだったら飲まなくていい!」
なんて、拗ねたようなそぶりをみせるし。
……可愛いな。
もっといろんな一面を知っていきたいな。
仲良くしていきたい子だな…って。
なんだかそんなふうに感じたから。
青山さんは悪い人ではないけど。
ゆるゆるな女性関係には、美琴ちゃんを巻き込んでほしくないから。
ちゃんと言っておいて良かったと思えた。