リベンジ！〜大変身は、恋の始まり⁉︎〜

な…んで？

翌朝目を覚ました私は、携帯に届いていたメッセージを見つめながらため息をついた。


‘‘昨日はいきなりごめん。あと、ちょっとしばらくは朝のウォーキング付き合えそうにないから、お前もしばらく休め。この前の変態のこともあるし’’


それは、健太からの一件のメッセージだった。


それを見た途端、突然抱きしめられた昨日のことが脳裏に浮かんだ。

だけどしばらく付き合えそうにない、という文字を見ていると…一方的に距離を置かれてしまった気持ちになった。

いきなりあんなことしてきたくせに。しばらく付き合えそうにないだなんて、健太はどういうつもりなんだろう。


結局昨日の一件のせいで仲直りするどころか余計に気まずくなってるじゃん…。


モヤモヤしながら携帯を見つめ、私は指先を動かした。


そして一言。‘‘わかった。’’とだけ、健太に返信をした。


何で？どうして？って。本当は聞きたかったけど。これ以上気まずさが深まるのが嫌で、とりあえず今は我慢しておいた。