リベンジ!〜大変身は、恋の始まり⁉︎〜
「はぁっ、はぁっ…」
それでも歩く足が止まらないのは、確実にダイエットの結果が出ているからで。
滝のような汗を流しながらも、私はプログラムで決められたウォーキング時間を今日もきっちりとこなした。
そして、ウォーキングを終えた私は水分補給と10分間の休憩を兼ねて、フロアの隅にあるベンチに腰掛け。
「ふぅ…」
ゴクゴクと喉を鳴らしながらひとまず水を口に運んだ。
それから私は、まだ現れない健太の姿を探しながらキョロキョロとフロア内を見渡した。
あいつ、今日は忙しいのかな?
ぼんやりと考えながら、ゆっくりと周りを流し見ていた…その時だった。