リベンジ!〜大変身は、恋の始まり⁉︎〜
冷たすぎる視線。
私は思わず目をそらした。
‘‘そんな体で’’なんて言われたからだろうか。
今すぐにでもこの人の視界に映らないところへ消えてしまいたい気持ちになってくる。
だけどそれと同時に、心の底から湧き上がってくる苛立ち。
ストーカー呼ばわりされたうえ、何で私がこのジムにいることがおかしいみたいに言われなきゃなんないの?
そんな体でって、どういう意味?
「……私が」
心の中で、何かがプツンとはじけたような気がした。
「私がジムにいちゃダメなんですか」
「は?」
「私、ストーカーするほどヒマじゃないんですけど。ちょっと見た目がかっこいいからって自意識過剰ですよ?」
「はあ?」
目を見開く青山さんは、そう言うとぽかんと口を開いたまま。
私のことを不思議そうな目で見てきた。