一人称は俺だけど
やっぱり女の子
風呂から上がると、彼女は座ったまま寝ていた。
「首痛めるぞー」
体を揺らしても反応がない。
「ったく・・・」
隣に座り、彼女の体を横にする。膝枕って女がするもんじゃないのか、と思いながら膝枕する。
「・・・可愛い」
初めて寝顔を見る。無防備な姿は、この上なく可愛らしかった。
「・・・ここが・・・」
彼女の足、正確にはショートパンツとニーソの間、ここを絶対領域と言うらしい。(友人情報)
確かにそれは、とても魅力的だった。
触れてみたい、そんな感情がよぎったその時、
「うぅん・・・?」
彼女が起きた。
「あ、おはよー」
「!?」
彼女は驚いたように体を上げる。
「お、おおお、お前っ!?」
「落ち着いて落ち着いて」
俺は彼女を抱きしめる。
「は、放せっ・・・」
「若葉」
「・・・っ」
耳元で声をかけると、若葉はピクンと体を揺らし、力が抜けてしまった。
「もしかして耳弱いの?」
「よ、弱くな・・・っさ、触るなぁっ」
どうやらかなり弱いらしい。手を耳から離すと、涙目でこちらを睨んできた。その顔はとても・・・
「ごめん、我慢できない」
「は・・・?んっ」
若葉の唇に自分の唇を重ねる。
彼女の小さな吐息を、俺は吸い込んだ
「んっ」
「ごめん、大丈夫?」
顔を離すと、顔を赤らめながら上目使いでこちらを見てくる。
「・・・やるなら、もっと早く言ってくれ・・・わ、私にも心の準備が・・・」
「!」
私って言った!?あの若葉が!?
その瞬間、本当に我慢ができなくなった。
「ふっ・・・んっ・・・」
もう一度キスをする。今回は拒否してこなかった。
「ひゃんっ・・・」
太ももに触れる。温かく、柔らかい。
「く、くすぐったい・・・ひゃっ・・・」
撫でる。さわり心地がいい。ショートパンツの裾から指を入れる。
「ふひゃぁっ・・・」
下着に触れる。その時、彼女の足から力が抜けた。
俺は彼女のショートパンツのファスナーを開けた。