声なき天使



『ッ____』

見慣れない白いタイルの天井が目に飛び込んできた




「美音、起きた⁇」



声がした方を見ると、悲しそうな目をした那樹がいた



ーーーーーーまた、こんな顔させてしまった...




『ゴメンね、心配かけて』


「いいんだよ、そんなコト」


『入学式は⁇』


「大丈夫だよ”アノ人”がどうにかしてくれるってさ」



『相変わらずだね』
微笑みながら言うと、

「そーだね」
微笑みかえしてくれた




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