クールで不器用な君。

子供みたい



しばらくして、七瀬くんは着替え終わるとベッドに入っていた。




頭のしたに氷枕を起き、額には濡らしたタオルをのせた。




「お粥、作って来るね。」




リビングでお粥を作る。




玉子と細かく切った鶏肉、少しネギもっと。




できた!




早速持って行く。




「食べれる?」




「食べさせて。」




「え?あぁ、うん。」



少し恥ずかしいけど、いっか。



少し冷まし口元へ持って行く。



その繰り返し。



七瀬くんは満足そうだった。










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