クールで不器用な君。




重い瞼を開きだるい体を起こすと横には何故か山瀬さんが寝ていた。





あれ、なんでここに山瀬さんが……?




全く覚えていない。





帰ってきてから時間が経っていたのか、外は日が暮れていた。





部屋の明かりをつけ山瀬さんを見ると、顔が赤かった。





もしかして風邪移った?




若干息も荒い。




山瀬さんをしっかしと寝かせた。




二人揃って風邪って……




俺もまだ完治してないし。




まぁ、いっか。




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