クールで不器用な君。






浮き輪を付けて波に漂っている状態の私。




気持ちいいなぁ




一方雄太くんと裕美ちゃんは、浜辺でお城を作ってどっちがよりうまく作れるか競い合っていた。



なんか二人とも凄い本格的……。



少しして、七瀬くんも海にやってきた。





「あ、七瀬くん。」




「ん。」



「七瀬くんって海嫌いなの?」




「普通?」




「そっかー。」




「おーい、瑠璃ちゃん、それに七瀬!そろそろお昼食べようぜ。」




浜辺から聞こえる声で、私たちは海から上がり、浜にある海の家で昼食を済ませた。









< 135 / 269 >

この作品をシェア

pagetop