クールで不器用な君。





それからしばらくして





『そろそろ出ようか。』





『そうだね、ちょっと火照っちゃったかも。』





その声と共に二人の声は遠ざかって行った。





真中の奴、絶対わざとだよな。





うん、ぜってーわざとだ。





まぁ、いいか。






「はぁ………ブクブク。」






そろそろ俺も上がるか。




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