クールで不器用な君。


いつも通り夕飯を作り終えると控えめに藍くんを呼んだ。







向かい合って黙々と食べ進めていく。







「あ、えっと……美味しい?」






「うん、美味しい。」






「………。」





「…………。」






会話終了。






ううう。





なんだこのぎくしゃくした感じはぁ!!







その日の夜はぎくしゃくしたまま終わった。


< 229 / 269 >

この作品をシェア

pagetop