クールで不器用な君。




話しながら歩いているとあっという間に家の前に着いてしまった。




「今日はありがとう!たのしかった。」




「こっちこそ。」




「じゃあ……。」



そういい家に入ろうとしたときだった。




「待って。」




呼ばれて振り返れば頬に触れる温かいもの。




え……?




触れたのは雄太くんの唇だ。




それと同時に開いた扉。




そこには七瀬くんがいて。




さっと離れた唇。



顔を上げた雄太くんの目は見開いていて………




「なんで七瀬が…!?」




「は……?」




見つめ合う雄太くんと七瀬くん







この状況はとてつもなくやばいです。


< 87 / 269 >

この作品をシェア

pagetop