クールで不器用な君。



家に入り部屋で部屋着に着替えると夕飯の支度をするべくリビングへ向かった




リビングに入り一番最初に目についたのは七瀬くんだ。




ソファにうつむせになったまま直立不動なのだから。




「七瀬くん?」




「ん…?」




少しだけ顔を傾け返事をする。




「眠いの?」




「疲れた。寝る。夕飯できたら起こして。」




「わかった。」





ソファで眠り始めた七瀬くんを片目に私はテキパキと夕飯づくり。




< 89 / 269 >

この作品をシェア

pagetop