True Love



『…叶多。おれ、日向がアンカーなの少し心配になってきた…』

と、つぶやく樹くん

『奇遇だな。おれもだ

ま、そうはいっても運動神経抜群だし、走るのも
多分学年1はやいからな(笑)』

その会話を聞いていたのか

『あー!体育祭の季節か!!』


ようやくですか(笑)


『あとは、樹と叶多と結羽だろ?』

『女子は??』

『きまってるよー!!』

『じゃぁ、リレーはそれで決まりな‼』

すばやく、紙に記入していく叶多



『じゃぁ、次』…………………





体育祭の話し合いはなにげに早く終わった


のはいいんだけど、

『わたしは、借り物競争と、騎馬戦に出ることになったの。美妃ちゃんは??』


『わたしは、棒引きと騎馬戦にだよっ!!
男子は??』

『おれは、リレーと棒引き!』

と、結羽くんが答える

『はぁー…結羽
声でか過ぎないか???』


と、少し疲れ気味の叶多さん


『そういう、かなたは??』


『おれもリレーと棒引き! 』


『ってところまではわかるんだけどさ。』

あ、日向

『おれ、リレーと借り物競争と騎馬戦なんだけど。
しかも騎馬戦においては上だし!!』


仕方ないよね(笑)

それほど、特別に小さい訳じゃないけど
日向、細いし他のこよりは少し小さい


『日向の借り物競争とか(笑)

変なのでろー(笑)』


『ばかっ!!結羽、よけいなこというなよっ!!』



ま、何はともあれ!明日から練習だっ!!

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