True Love
『ゆーいなちゃんっ!!』
ぎゅーっ
と、抱きついてきたのは
林 ひおりちゃん。
私と同じくらいの身長なんだけど
私よりずっと明るくてかわいいクラスの人気者
そして、あの日以来、
すっかりなついてくれて、
私もすごく嬉しい
『紫音と美空ったらね!髪の毛セットしてくれるって言ったのにその前に棒引きいっちゃったんだよっ!!
ショックー…』
『髪?』
『うんっ!左右でお団子してもらおうと思ってたの!
なのに~』
髪…か
あ!
『あの…ひおりちゃん
髪の毛なら得意なこしってるよ?』
『ほんとっ!!?』
『うん…たぶんやってくれる』
と、いうと目をキラキラさせ始めた
うぅ…かわいい
『おねがいっ!』
『うん、こっちこっち』
で、私がつれていった先にいたのは
美妃ちゃん!
ではなく…
なんと
『なに?どうかした?』
はい。
『おねがいっ日向!!』