True Love
大切なbirthday
結奈side
『結局、凪葉くんは一命をとり止めたんだけど、
それ以来意識が戻らなくて。』
おばさんはすごく寂しそうに話してくれた。
『あれ以来、お父さんの働く病院に1度もいかなくなった。それに、誰かと喧嘩したりもしなくなったな。
理來君とあったときも、
叶多くんといろいろあったとき、すごく落ち込んで帰ってきた。』
『……日向いつも優しいもん。 』
そう、日向は誰にでも優しい。
『……結奈ちゃんにお願いしたいことがあるんだけど。』
『え…?』
『日向ね、口に出してはいわないけど、
きっと誰よりも誰かにそばにいてほしいとおもってるはずだから、
結奈ちゃんさえよければ、一緒にいてあげてくれないかな?』
そういってくれるおばさんに私は即答した
『もちろんです!!!
私……日向のこと誰よりもだいすきだから…わたしでいいんだったら、、、そばに…いさせてください……』
『……っ……ありがとう。 日向のこと、好きになってくれて……』
そういって笑ってくれたおばさんを見ると
はやく元気になってほしいなって思ったよ。