True Love


結奈side

最後まで言い終わる前に

日向はそっと優しく抱き締めてくれた




日向とつきあえるってなって
すごく嬉しかった

わたしには日向しかいないと思ってたから


フラれたらこれから先いままで通りいられるのかとか

泣かずにいられるかなとか

いろいろ考えていたけど


日向の答えは……違った

それがすごく嬉しかった

けど、やっぱり人気者の日向だから
ふあんになることもあった



けど、包み込んでくれる暖かさに触れて
そんな不安はすこしずつ薄れていった


『……俺も…よく何も分かってないとか言われるし
バスケも大切だから

……結奈のこと泣かせることもあるかもしれない……

恋愛なんてしたことないから
……不安なこともある……


けど、その分笑わせてやるから
……絶対結奈のことは守るから……


だから、結奈も一緒に進んでいこ?』

日向はそう伝えてくれた


だから、涙は止められなかったけど
必死に頷いた


そしてゆっくりと離されて

『ふっw
もう、なかなくていいって』


そういいなぎらそっと涙をぬぐってくれた。


『日向……っありがとう』






そのあと、下におりていって
つきあうことになったって伝えた

同じように理來くんたちに報告してる日向は少し顔が赤くて

わたしも、きっと赤かったんだと思う



だってこんなにも日向の事が好きなんだから








12月11日


私は、世界で1番大好きな人の彼女さんになれました‼


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