太陽みたいな君に恋をした。



「やっぱり、岡田は

笑ってた方がいいよ」

「そ、そうかな...?」

「泣いてる岡田も

可愛いけど...

笑ってる岡田の方が

何倍も可愛いよ」

“可愛い”

その言葉に顔が

熱くなるのを感じた。

“可愛い”なんて

今まで誰にも

言われた事なかった。

一条くんに初めて

“可愛い”って言われて

すごく嬉しかったんだ。

「ありがとう...

私も太陽みたいな

一条くんの笑顔

好きだよ...?」

私の言葉に一条くんは

一瞬驚いてすぐ

照れたように笑った。

照れたように笑う

一条くんは可愛くて。

胸がキュンとした。


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