太陽みたいな君に恋をした。
「もーもっ!桃!!」
「あ…飛鳥…」
私は机から顔を上げて
飛鳥を見る。
「もー、授業終わったよ?」
「えっ…」
寝ちゃってたみたい...
授業は終わってて
もう放課後。
「あっ、そうだ!桃、昨日
一条くんと何してたのっ?」
飛鳥は興味津々に聞く。
「えっと…一条くんと一緒に
海に...」
「うっ…海…?まだ春なのに?」
「うん…あはは…」
私は飛鳥の言葉に
苦笑いする。
「まぁいいけどね...?」
そう言って飛鳥も笑った。