いつまでも君を想う〜一途な君に一途な恋〜
「ごめんな、せっかくあいつと結ばれたのに。
でも俺も言い残したことあるから最後に言わせてくんねえかな。」
そう言って俺は深呼吸した。
「え、あの…」
「今更かもしれないけど北原が好きだ。
北原の一途なところとか、他の女とは違うところとかにすごく惹かれた。」
「それから、11年前のこと思い出した。
あの時からお前に俺は惹かれてたのかもしれない。
でもお前は黒石と付き合ったみたいだから、幸せになれよ。」
なんか北原がはじめに言おうとしてたけどまあいいか。
終わりだとわかってもすごくスッキリした。