いつまでも君を想う〜一途な君に一途な恋〜



「なにこれ…血?」




そこにあったのは、あたしが吐いたと思われる血だった。




白い洗面台が、真っ赤に染まって行く。




今まで血は吐いたことがないのに…




どうしよう…どうしよう…どうしよう…



なんで血?なんで血⁉




今までにないような不安に襲われた。






あたしは必死になってトイレを飛び出すと、家に向かって走りだした。






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