いつまでも君を想う〜一途な君に一途な恋〜
こうして渚ちゃんと話しできるのもあとどれぐらいだろうか。
みんなといられるのはあとどれぐらいだろうか?
「あっ!ごめん聖奈!今日はあたしバイトなんだ!だからいつもよりはやく帰るね!」
あたしはしゃべるのが辛いからコクンと頷くと、渚ちゃんは走って帰っていった。
また一人になっちゃった。
さみしいなぁ。
さみしさと同時に襲ってくる吐き気と眠気。
だけどあたしにはやりたいことがあった。
この命が尽きる前に。