いつまでも君を想う〜一途な君に一途な恋〜
「聖奈、これが今のあなたの姿よ。
とっても綺麗だわ…」
そういったママに鏡を見せられ、自分の姿をみると…
あたしは純白の細身のウィデングドレスに、真っ白なペールにティアラをかぶっていた。
化粧はパステルカラーでまとめてあって、シンプルなおかつ大人な感じだった。
自分が自分じゃないみたい…
「ほらほら!聖奈!はやくダーリンのとこ行こうよ!」
そう言った渚ちゃんは、はるかと共にあたしのペールを持つ。
隣には一人で歩けないあたしのために、ママがあたしを支えて立っていた。