たとえばアナタと恋をして
「なんか、その言い方じゃ、ごく最近振られたみたいじゃないですかぁ?」
遥南ちゃんの、かわいらしい声が響く。
「……あぁそうだよ」
うつむいている晃。
ごく最近…………
え、あたしと同時進行だった?
まぁ、そうだとしても、何の文句も言えないけど、あたしそれなりに向き合って幸せ感じてたんだけどな……。
どんどん気持ちが沈む。
パッと顔を上げた晃が、どや顔で言い放つ。
「ぱいおつカイデーの、パツキンのねぇちゃんにな!!!」
……ぱいおつかいでー。ぱつきん。
あたしが頭の中でその文字をどうやって変換するのだろう??とやっている間に、皆が爆笑している。
「業界人かっつーの!」
「陽菜乃さん、きっと業界の人も今そんな言い方しないっスよ!!」
「晃センパイ、面白ーーーいっ!!」
「パツキンはいいぞぉー」
……あたしだけ完全についていけてないんですけど……。
遥南ちゃんの、かわいらしい声が響く。
「……あぁそうだよ」
うつむいている晃。
ごく最近…………
え、あたしと同時進行だった?
まぁ、そうだとしても、何の文句も言えないけど、あたしそれなりに向き合って幸せ感じてたんだけどな……。
どんどん気持ちが沈む。
パッと顔を上げた晃が、どや顔で言い放つ。
「ぱいおつカイデーの、パツキンのねぇちゃんにな!!!」
……ぱいおつかいでー。ぱつきん。
あたしが頭の中でその文字をどうやって変換するのだろう??とやっている間に、皆が爆笑している。
「業界人かっつーの!」
「陽菜乃さん、きっと業界の人も今そんな言い方しないっスよ!!」
「晃センパイ、面白ーーーいっ!!」
「パツキンはいいぞぉー」
……あたしだけ完全についていけてないんですけど……。