たとえばアナタと恋をして
「……小学生の……俺と……」



そうそう。お兄ちゃんの元カノってのも嫌だろうし、そもそも自分が小学生の頃に高校生だったババア相手に何を言ってたんだ俺は、って目を覚まして!!!


あたしは色々念じながらその整った顔を見つめる。


祐太君の貴重な真顔が、瞬時に輝くような笑顔に変わり


「すっげーーーーーーーー!!!」



……はい?



「昔会ったことあるとか、マジで運命っぽくないですか?」



……ポ……ポジティブ……。
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