たとえばアナタと恋をして
ブブブブブ ブブブブブ
スマホのバイブが、やけに大きく感じる。
「晃?!」
急いで見ると、陽菜乃からのメッセージ。
『祐太が夏生の家教えろってしつこいからストーカーで通報するって言ったら諦めて大量にポカリとか果物とか置いていったよー。今日、届けようか?』
……文面だけ読むとちょっとした事件だけど、祐太君と陽菜乃の事だから、楽しくやりとりしたに違いない。
そんな場面を想像して、ふっと和む。
『明日には行けそうだから置いといて!腐りそうなのあったら陽菜乃食べてー!』
返信して、またどさりと寝転がる。
……本当に明日は行けるかな?
身体はまだ熱い。
でも、いつでもあたしは強がってしまう。
スマホのバイブが、やけに大きく感じる。
「晃?!」
急いで見ると、陽菜乃からのメッセージ。
『祐太が夏生の家教えろってしつこいからストーカーで通報するって言ったら諦めて大量にポカリとか果物とか置いていったよー。今日、届けようか?』
……文面だけ読むとちょっとした事件だけど、祐太君と陽菜乃の事だから、楽しくやりとりしたに違いない。
そんな場面を想像して、ふっと和む。
『明日には行けそうだから置いといて!腐りそうなのあったら陽菜乃食べてー!』
返信して、またどさりと寝転がる。
……本当に明日は行けるかな?
身体はまだ熱い。
でも、いつでもあたしは強がってしまう。