たとえばアナタと恋をして
「…っ……だ……!?……ぉ、……」
……???
全然聞き取れない。
後ろが妙に騒がしい。
久しぶりの会話だ、という緊張感を忘れて聞き返す。
「え?何??全然聞こえないーーー!!」
「……だ……ぃ…………?……っ」
何やら、焦っていて。何か疑問形の言葉を発している気がするのだけど、とにかく後ろが騒がしい。
「うーしーろーがーうーるーさーい!!」
部屋中に響き渡るような大声を出す。
すると、しばらくガサガサという音が続き、静かになった。
「聞こえるか?」
……うわぁ。
晃の声だ。
なんか、あたしの細胞全部が元気になる感じ。
聴こえるよ、ちゃんと。
……???
全然聞き取れない。
後ろが妙に騒がしい。
久しぶりの会話だ、という緊張感を忘れて聞き返す。
「え?何??全然聞こえないーーー!!」
「……だ……ぃ…………?……っ」
何やら、焦っていて。何か疑問形の言葉を発している気がするのだけど、とにかく後ろが騒がしい。
「うーしーろーがーうーるーさーい!!」
部屋中に響き渡るような大声を出す。
すると、しばらくガサガサという音が続き、静かになった。
「聞こえるか?」
……うわぁ。
晃の声だ。
なんか、あたしの細胞全部が元気になる感じ。
聴こえるよ、ちゃんと。