たとえばアナタと恋をして
「あ。やっぱ順を追っていい?」
「……お任せします」
「俺は、ばれてるかもしれないけど、泣き虫で、怖がりで、すぐ赤くなる」
……怖がり、は気づかなかった。
「昔からそんなんで、しかもちっこかったから、皆にバカにされてて。チャラチャラして誤魔化してきたのね」
……小さかったんだ!
「で、大人になって。本当に誰かを好きになったら、失うの怖いじゃん?絶対泣いちゃうし、立ち直れない気がして」
……失うのが怖いのは、分かる。
「幸いなことに、背が伸びたせいか、ノリのせいか、物凄いもてはやされるようになって。本命なんていなくても、その時一番お気に入りの子と過ごしてればそれなりに幸せで」
「……お任せします」
「俺は、ばれてるかもしれないけど、泣き虫で、怖がりで、すぐ赤くなる」
……怖がり、は気づかなかった。
「昔からそんなんで、しかもちっこかったから、皆にバカにされてて。チャラチャラして誤魔化してきたのね」
……小さかったんだ!
「で、大人になって。本当に誰かを好きになったら、失うの怖いじゃん?絶対泣いちゃうし、立ち直れない気がして」
……失うのが怖いのは、分かる。
「幸いなことに、背が伸びたせいか、ノリのせいか、物凄いもてはやされるようになって。本命なんていなくても、その時一番お気に入りの子と過ごしてればそれなりに幸せで」