たとえばアナタと恋をして
あたしは、どちらかと言うとよく食べる方。
そして、晃はいつも飲むときとか、あんまり食べないイメージ。
それなのに。
あたしは初めて『見ているだけでお腹一杯』という感覚を味わった。
「うまい!」
「これもマジでうまい!」
「出店要請が来るレベルだ」
「ヤバい!!」
……とにかく食べて、食べて、誉める。
「ふ、普通だよ……」
何だか段々恥ずかしくなってくる。
背の高い晃が、ちょっと背中を丸めるような姿勢で、美味しそうにあたしの作ったご飯を食べている。
うわぁ。幸せ。
「…ありがとう」
思わず、そんな言葉が口からもれる。
何言ってんだ、あたし。
そして、晃はいつも飲むときとか、あんまり食べないイメージ。
それなのに。
あたしは初めて『見ているだけでお腹一杯』という感覚を味わった。
「うまい!」
「これもマジでうまい!」
「出店要請が来るレベルだ」
「ヤバい!!」
……とにかく食べて、食べて、誉める。
「ふ、普通だよ……」
何だか段々恥ずかしくなってくる。
背の高い晃が、ちょっと背中を丸めるような姿勢で、美味しそうにあたしの作ったご飯を食べている。
うわぁ。幸せ。
「…ありがとう」
思わず、そんな言葉が口からもれる。
何言ってんだ、あたし。