夢想い~キミオモイ~
「何かズバズバ言うね」
それはあなたが笑ったり変人扱いしたからでしょ!?
「ひどくねぇか?初めて会った人に対して」
「初対面の人を変人扱いするのもどうかと思うけど?」
その言葉に彼の言葉が詰まった。
「それじゃあさようなら」
彼に微笑み、私は歩き出した。
もう会わないようにと私は願ったんだ。
「ごめん。だから行かないでくれよ」
彼が謝った・・?
何で謝るわけ?
少しは悪いけど、別に謝るほどのことじゃないじゃない。
ゆっくりと私は振り返った。
「何で謝るの?」
「アンタを嫌な気分にさせたから」
「ば・・バカじゃないの!?それで何か変わるとでも思った!?」
「謝んないより謝ったほうがいいだろ?だから・・・ここに居てくれ」