アドラメレク
ドクンッ、ドクンッ・・・

自分の心臓が、大きく早く鳴っているのがわかる

目を閉じ、何も考えない様その音だけに集中する

― ドクンッ

― ドクンッ

いつしか、音は小さく緩やかなものに変わり、私は眠りに落ちていった・・・
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