好きじゃないんだからっ!
▲▽▲▽椿side▲▽▲▽


「1年前から結愛さんのことが好きでした!僕と付き合ってください!」

僕は、小6の頃から好きだった結愛さんに、ついに告白した。

顔が真っ赤になり、少し動揺ぎみの結愛さん…ますます可愛い…

それから数秒の沈黙が続き、結愛さんはようやく口を開いた。

「椿くんはカッコいいし、頭もいい。私はそれぐらいしか椿くんの事知らな

いから…もうちょっと椿くんに詳しくなってからでもいいですか?」

それってつまり保留?

でも、「詳しくなってから」って事は…

詳しくなったら付き合うのか?

付き合う(予定という)わけか…なんか複雑な気持ち…


それから一週間後 ───────

結愛さんに答えを聞こうと、少し緊張しながら登校すると…

結愛さんと輝が、二人きりで昇降口から入るのを見てしまった。

輝が結愛さんの事好きなのは薄々きずいていたが、まさか…

まさか、結愛さんまで輝が好きなんじゃ?

だとしたら…

また…またこれだ…

前まで、僕は美桜という女の子が好きだった。

結構いろんなとこに遊びに行ったりして順調かと思えた。

遊びには、二人では恥ずかしいってので輝や結愛さんなどと四人で遊んだ

り、いろんな人と誘ったりした。

輝とは、幼稚園のころから仲良しだったのだ。



美桜が恥ずかしいって言うから良かれと思ってしたことが、大間違いだっ

た。

三月四日…美桜の誕生日に、ぼくは告白した

答えはこうだった

「今までだったらOKしてたけど…

皆と遊んでるうちに、他の人好きになっちゃった…ごめんね」

いろんな人への聞き込みで、美桜の好きな人は輝だと分かった

なんだか輝を許せない気持ちで一杯になった。











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