花咲くオフィス

『お、そうか。じゃあ行くかー』




『はぃぃ』




すみません。



勝浦さん目当ての人達。




でも、これは私からではなく
勝浦さんからだからね。


それに、そういう目で見てなんかないから




いいよね。うん。いい。







『おつかれさんー』



カチンっ-



笑ってビールのグラスを私のグラスに当てる。



こ、これだけでいちころになる人絶対いる。



『お疲れ様です』


私は、ただのあこがれの先輩って感じだからね。




そういう気持ちにはならないけど。




ならない、、、よね。




『筒村が入社してからもう三年目かぁ』



『そうですねぇ』




『あの時はほんとに続くかなと思ってたけど、なんやかんやで辞めてないなぁ』




、、、辞めたい気持ちがないわけではないん
だけど。



そこはね。




『当たり前ですよー』



って返事するよね。




『まぁ仕事もミスないし指導した俺からすると嬉しくなるよ』




ニコッと爽やかに笑って
ビールを飲む勝浦さん。



はぁぁぁ、カッコイイ。



ほんと、勝浦さんて罪だよね。