花咲くオフィス
『っ、、いくらでもする。でもそんな顔っ俺だけにして。』
そう言ってまたキスをされる。
『好きになってくれてありがとう』
そう耳元で囁かれ私も、
『好きでいてくれてありがとう』
そう返した。
ねぇ鶴谷くん。
きっと、きっと鶴谷くんに出会うために
私は仕事を頑張ってたのよ。
会社なんて辞めてやる!
そう何回も思ったけど
辞めなかったのは鶴谷くんを待ってたの。
そう思えると頑張ってきた
つらい日々も思い出に変わる。
鶴谷くんと出会えて好きになって
素直になることも
弱音を吐くことも大事だって思えた。
だからこれからも私は頑張る。
仕事も恋も両方。