水曜日の彼女


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「おぉ~~さすが朝陽。

全部終わってる…。」




そう言いながら宿題を写しだそうとする遼。


そして、思い出したように口を開いた。




「それで……お前……何があった?」



目線は下を向いて宿題を写しながら、遼が言う。



「何がって……何だよ……?」



本当は遼が言いたいことは分かる。

どうせ玲菜に関することだろ?




「じゃあ言い方を変える。


何で今までの女…全部切ったんだよ?」




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