水曜日の彼女
部屋に入ると、森山くんが私の部屋をグルッと一通り見回して、
「女らしくねぇ~部屋……。」
とボソッと呟く。
「なっっ//////っっ!
余計なものを置きたくないだけだもん!」
確かに私の部屋は、机とベッド、本棚にローテーブルしか置いていない。
しかもグリーンをベースにした部屋なので、本当に女の子らしい部屋…とは言えないと思う。
「部屋の事はどうでもいいでしょ!?
それで…森山くんの話って何??」
ローテーブルの前にクッションを置き、向かい合うように座ると、私から森山くんに話を切り出した。
「・・・・・・・。」
え??
まさかの沈黙??