水曜日の彼女
そう言って赤くなっているだろう自分の頬を両手で包み込みながら、朝陽の顔を見つめた。
すると…朝陽の大きな手が、私の頭をポンポンと撫でる。
「そんなの直ぐ慣れるよ。」
そう言って、柔らかく微笑んだ。
「/////////っっ!」
うぅぅ…朝陽ってこんなキャラなの?
今までも優しい表情をすることはあった。
でも…朝陽が笑っている姿は殆ど見たことが無い。
___本当に私…朝陽の彼女になったんだ。
何だかその事実が、妙にくすぐったくて…自然と笑顔になった。