水曜日の彼女
「森山くんの事が好きです。
良かったら付き合ってください。」
直球すぎるかも…と思ったけど…、もうその言葉しか思い浮かばなかった。
言うだけ言ったから、振られようが後悔はしない。
「・・・・・・。」
森山くんは沈黙。
一時考えるような素振りを見せて、そっと口を開いた。
「身体だけの関係で良ければ良いよ…。」
「へっっ??」
森山くんの言葉に、聞き間違いかと思って、思わず間抜けな声が漏れる…。
「だから…身体だけ…。今ちょうど水曜日なら空いてるよ?」
水曜日…水曜日だけって…???
何それ???
「えぇぇぇぇぇ~~~~~っっ!?!?!?」